荒木経惟は学生の頃とても好きな写真家であった。
それは20代の若さからくるものであるが全く共感できないエロさがよかった。
その写真を見てこれはモデルと写真かがどういう契約、もしくはどういう関係なのだろうかといつも思っていた。
目立ちたがりのモデルばかり使っていたのかとも思ったが今この時期にそのモデルさんが♯Mee Too
(Click!) した。
テレビや本からの荒木経惟を判断するに情が厚く契約をしっかりしているものかと思っていた。
がしかし、全くそうではなかったようで、それはこの世代共通の認識でもあるが、男根主義であった。
よく考えたら作品がそうであるので当たり前と言えば当たり前である。
この告白を読むとかなり辛くなる。
自分もモデルを使って撮影をするので荒木経惟の気持ちもわからないではない。
だがこれをやってしまうと恐ろしいめに遭ってしまうだろう。
刺青の世界とはそういうものだ。