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纏制作のために新しい石膏像を手に入れた。
購入先はいつもの石膏像ドットコムさん (Click!) 
梱包が丁寧で確実に届く。
新聞紙をこれでもかと思うくらいに詰め込んで周りを発砲スチロールで囲ってあって安心である。
中から取り出すのが発掘のようで面白い。

纏シリーズで人気はやはり女性像である。
男では美しい人でも飾って楽しめないのだろう。
この像は八頭身全身像がありがたい。
全身像だといろんな場所で絵を作ることができる。
多様性に富んでいるのだ。
上半身、下半身、胴体、腕、絵になる。

石膏像の女性を増やして言って欲しい真夏の一日である。
刺青の絵を描くために新しい絵の具を買いに京都は東山へ。

電話では注文をしていたが出向いて買うのは5年ぶりくらいか。
ここエビスヤは色が豊富で探すのが楽しい。
今回は無鉛の新岩絵の具を発見し一つ買ってみた。
どうも新岩絵の具は鉛が入っているようで環境に危ないようだ。
絵の具はどれも毒であるし今更かもしれないがこのご時世環境には優しくありたい。

久しぶりにお店の奥様に会ったのだが当方を覚えてくださっていた。
なんの活躍もしていないのにどうしてか不思議に思ったので伺うと刺青を尖展で発表したことを記憶していたらしい。
知らないところで作品を見てもらえていることはありがたいのだがそれで絵の具の値段が下がらないか、イヤらしいことを思ってしまった。
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今回の刺青は鼠色を多く使うのだが思うイメージが◯光堂のモノに近いので大量に買った。
たかが鼠色ではあるが侮ることなかれ、岩絵の具ではなかなかないものなのだ。
紫色がっかったり変に黒かったり、色相に狂いがあったりする。
しかしここのは上品な鼠色で尚且つ、膠が混ざりやすい。
20年ぶりの購入だったが改めていいものはいいと感じた。
弘法、筆を選ばず、の精神で描いているが弘法、筆を選ぶ、ことも大事である。
先日、作品を預かっていてもらって廃棄を一緒に手伝ってくれた友人が言うに花鳥画で有名な◯村先生の絵は上品なのはそこの絵の具のせい、とは言い得て妙である。
高価が必ずしもいいとは限らないが歳も重ねているのでいいものを使うのは悪くないだろう。
かと言って、全部天然岩絵の具だと絵が負けてしまう。
京都に住む友人が引越しをするので預かってもらっていた作品を処分しに行った。
だいたい30年前とそれ以上前の公募展、団体展の落選作品たちである。
久しぶりに目についたのがその大きさ。
150号Fという長辺227センチのゴミはもう目に痛い。
そのときはこれがいいと思って描いたのであろうが30年経つと何の迷いもなく、要らない、と。
大きな麻紙(かなり高い)に無駄に厚い絵の具。
しかも考えもポリシーもないつまらな過ぎるゴミ。
友人に手伝ってもらって切り倒したがその友人に申し訳がなかった。
自分でも全く忘れていた粗大ゴミを30年も預かってくれたことを。
ジグソーを握りすぎた手の疲れさえも疎ましい、そんな京都の夏であった。
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中指は岩絵の具を膠と混ぜる時にいつも使っている。
そういう風に習ったことがいまでも続いている。
その指をいつの間にか切っていた。
いつ怪我をしたかわからない。
ま、大したことないだろうと間使っていたら痛くなって来たので使わずに混ぜている。
そうすると慣れないせいかどうも変な感じである。
混ぜた仕上がりは同じではあるが慣れていないせいか違ったように混ざっているように思ってしまう。
いつもと同じ動作ができないと調子がくるってしまう。

しかし日本画材の面倒だ。
接着剤をいちいち絵の具と混ぜるのだから。
粗い絵の具をよく使っているせいか指紋が消えて来た。